日本陸軍航空隊の救命胴衣の 未使用実物品です。 末期には、水上特攻の〇レ隊員の装着例も認められます。 海軍航空隊と同様にカポック綿を絹製の表地で包み込んだ救命胴衣で、色は海軍に比べて茶色味が強い様です。 又、胸合わせの下部分も丸味を持たせてあります。 右前部分に救難時に使用する、縁にカポックを縫い込んだ日の丸と折り畳み旗竿用の収納ポケットがあります。（本品物には日の丸、旗竿はありません。) 又、股間部分に鮫除け赤布用の収納ポケットがあります。 左内側に 本廠検定 昭和十八年製 記名印 が押されております。 未使用の大変状態の良い品物で貴重な資料と思われます。 以上、当品物の説明をご理解頂きまして、当品物の価値を認めて頂ける方のご購入をお待ち致します。